11/8(FRI)、9(SAT)、10(SUN)

​TOKYO BOOT UP!  プチ・ヒストリー

​　TOKYO BOOT UP! （TBU!）は、日本版SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト ※1）を目指し2010年に産声を上げました。第１回は残暑まっただ中、新宿の歌舞伎町の４ライブハウスと特設会場で開催（http://tokyobootup.jp/tbu/?page_id=2641 ）しました。

　新しい音楽シーンと音楽業界の活気を図る意味で、SXSWのような音楽見本市の役割はとても大きな存在です。しかし日本では過去何度かの試みは有りましたが、なぜか音楽見本市が定着しません。TBU!が始まった2010年は、音楽業界の低迷期が著しいタイミングで構造的不況業種の代表としての一方、ソーシャルメディア・ネットワークの成長と安価な録音機材の進歩や音楽配信の普及が加わりアーティストの自立化が現実化した頃でした。

　過去３年、約300組の出演者と延5000人のお客さんと業界関係者が熱いステージを楽しみ、過去2年に5組のSXSW出演者を輩出(※2)し渡航費用の一部助成しています。

　これらメインイベントの他、著作権・SNS・海外事例などに関するセミナーを定期的に開催。昨年は16講座約700人が受講しました。
　多くのミュージシャンや音楽に熱い人々との出会いに恵まれてこの4年目を迎えることができました。
これからもアーティストとスタッフの「自立」支援活動と音楽見本市主催等を通じ、「今」を切り取った新しい音楽見本市（ミュージック・フェスティバル）を一緒につくり、音楽シーンを盛り上げ世界に発信する「場」に育てて行きましょう！奮ってのご参加をお待ちしています。

 

参考）TOKYO BOOT UP! って何だ？〜TBU! ゆかりの方々よるこれまでの歩みのまとめ〜

 

※1 <SXSW> 

サウス・バイ・サウスウエスト 世界三大国際音楽見本市のひとつ。米テキサス州・オースチン市で毎年３月開催。今年で２６年。
ローカルから全米にマーケティングをテーマに地元の若いマネージャーやジャーナリストが集まり２６年前に開催。第１回は全米各地から同じ悩みを持つ７００人が集まりスタート。現在は、音楽のほか、映画、ITの３部門で１１日間開催。全世界から数万人と２０００組の出演者で賑わう。http://sxsw.com/

 

参考​）今さら聞けないSXSW（サウスバイサウスウエスト）って何？？

 

※2 <過去2年に5組のSXSW出演者を輩出> 

SXSW2012に2組 ◆THE AKABANE VULGARS ON STRONG BYPASS(ザ・アカバネ バルガーズ オン ストロング バイパス) 

◆THE RUBIES (ザ・ルビーズ)、

SXSW2013に3組 ◆Pirates Canoe （パイレーツ・カヌー）◆Kao=S（カオス）◆山崎千裕+ROUTE14band　以上5組。

SXSW2013での奮闘記（レポート）もご覧下さい→こちら